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2月, 2017の投稿を表示しています

モニタークライアントの10回シリーズのレポート

モニタークライアントのTさま(30代男性)に、各回のセッションの後感じたことや気づいたことをレポートしても らいました。 10回シリーズの期間は、2016年7月から2017年1月までです。 モニターセッションでは、写真撮影時、身体の形が分かるような軽装をお願いしています。Before and Afterの写真は記事の中盤と最後にあります。先に見たい方は下にスクロールしてご覧ください。 レポートをお読みになる前に、以下のことをご確認下さい。 ・ロルフィング®の目的は、 身体を重力に対してバランスの取れた状態へ整えることです。 ロルフィングは医療行為ではなく、心理的な不調に対しても、 治療や診断をするものではありません。 ・以下の文章は、一個人のご感想であり、 ロルフィングの一般的な説明ではありません。 身体の統合プロセスはひとりひとり異なります。あくまでもひとつの参考事例としてお読みいただければ幸いです。   ■    ■    ■    ■      ① 初回セッションのレポートです。 セッション後の感想としては、 身体的に大きな変化があったというよりは、 自分の不調に気づけるようになったことが大きかったと思います。 ・ セッション前は椅子に座るときに足を組まないと落ち着かなかった のですが、足を組まなくても少し楽に座れるようになりました。 坐骨の右側にも重心が乗るようになった感じです。 ・立ち上がるときの軽い立ち眩みがなくなりました。 これまで立ち眩みがあったことさえ意識してなかったのですが、 しゃがんだ状態から立ち上がったときに、 いつもならこのタイミングで立ち眩みがあったなと気づきました。 お風呂の湯船から出る時なども軽いめまいがしたのですが、 ほとんど無くなりました。 ・大きく息を吸い込むと、腰のあたりも膨らむようになりました。 相変わらず胸のあたりは、 締め付けられるような息苦しさがあります。 ・セッション中の、 人との距離感によって身体感覚が変わってくるという体験はとても 面白かったです。 狭い通路で人とすれ違うときや他人の前を通る時に、 自分の体がぐっと力んでいることに気がつきました。 ・セッション後から、 ときどき全身に軽い痺れのようなものが走るようになりました。 一瞬ですが、弦を弾い

翻訳記事 ”ロルフィング®新たな発展”

今回は、3年前にブログ掲載した翻訳記事を再度UPします。 筆者はJeffrey Maitland Ph.D.  ロルフィングの5原則を作る際に中心的な役割を果たした人物です 。 翻訳は宮川が行いました。ブログ 掲載にあたりMaitland氏 より承認を得ています。 ロルフィングの5原則とは 全体性  Wholism 適応性  Adaptability サポート  Support 二方向性  Palintonicity 終結  Closure の5つ。 どんな原則なのか、また、 どんな成立過程を経てできたものなのかをうかがい知ることのできる内容となって います。 ロルフィングの新しい発展についても記されています。 色々な方に読んでいただきたい文章です^_^ 尚、翻訳前の原文はこちらに掲載されています。   http://www.jeffreymaitland. com/rolf/rolf_4_dev.html (他の当ブログ記事と同様に、著作権は当方にあります。 文章の複製や 無断転載などは固くお断りします。)    ■      ■      ■  ~ロルフィング®新たな発展~ 1979 年のアイダ・ロルフ博士の死後、ロルフィングの哲学面・ 科学面・アート面は著しい変化を遂げてきました。 博士はワークを教える上での得策として、 10 回のセッションから なる定式的なプロトコル (formulistic protocol) をつくりだし、彼女はその特徴を示して“ レシピ”と呼んだのでした。そのレシピには、 コンセプトに抜けたところがなく、視野が広く、 とても効果があって、 様々な人がその恩恵を受けることができました。 体系的な手技というものは定式的なプロトコルに依拠しているもの です。彼女の 10 セッションレシピはパワフルで効果的ではあるも のの、全ての定式的プロトコルがそうであるように、 明らかな欠点をもっているのも事実です。 生来の素質として、定式的なプロトコルというものは、 理想的な身体や理想的な状態というものが存在していてそれがノー マルさ(正常さ、 normality ) を構成していると決めてかかっています。 まねるべき理想の身体があ

身体の内と外 生活環境

ロルフィング®を受けると、身体の内につながりが感じられたり、さらには、外とのつながり、人との接し方や周辺環境との関わりあい 方にも変化が起こることがあります。 人の動きは、身体からだけ起こるわけではなく、周辺環境への反応 であったり、知覚のありかたにも影響を受けて生成されます。「姿 勢とは外界への反応である。」と言うロルフィング教師もいますが 、人の動きとはinteractive(相互に作用する)なもの です。 そんなわけで、セッションでは、内と外、両方を見ています。 身体の外とのつながりというのも、生活環境のことまで含めると範 囲は広く、各個人の領域でもあり、そこはセッションで扱えるわけ ではないのですが、 外界への反応が姿勢だとすれば、やはり生活環境は大事ですよね。 工夫によって大きく変わるところでもあると思います。 セッションを受けて、身体のレベルで、自分のポジション・居場所 が見つかったら、それに合うように、ちょっとずつ生活にもマイナ ーチェンジを加えていくことで、セッション後のプロセスを、外と うまくつなげられるのではないかと。 もし、セッションの後、あなたが触れたくないものに触れていると 気づいたなら、触れたいものと入れ替えたほうが調子はいいはずで す。 また、自分の感じ方で、触れる対象を選んでいくことで、新しい身 体のポジションも、位置的に良いというだけではなくて、心地のい い居場所になっていきます。 時には、人間関係を見直したり、話し合ったり、といったこともさ れている方もいらっしゃるようです。 一方、ものすごく身体が楽になった、などの体験をされた方であっ ても、それを「やってもらった」こととしてしか見ていないと、そ の後、また戻ってしまう傾向があるように思われます(といっても、全く元通りということはないのですが)。 やってもらうこととしてではなく、セッション後のプロセスをど れくらい自分のこととして扱えるか、というところは、 長い目でみると大切な要素ではないかと思います。 一気にではなく、少しずつ、ゆっくりと、進めていくのがよいです 。頑張らないで、適当に済ませたり、休んだり、怠けたり、という のも全然アリですし、むしろその方がいい、という位に考えると、 ちょうどいいかもしれません。 セッションでは、個々