モニタークライアントのTさま(30代男性)に、各回のセッションの後感じたことや気づいたことをレポートしても らいました。 10回シリーズの期間は、2016年7月から2017年1月までです。 モニターセッションでは、写真撮影時、身体の形が分かるような軽装をお願いしています。Before and Afterの写真は記事の中盤と最後にあります。先に見たい方は下にスクロールしてご覧ください。 レポートをお読みになる前に、以下のことをご確認下さい。 ・ロルフィング®の目的は、 身体を重力に対してバランスの取れた状態へ整えることです。 ロルフィングは医療行為ではなく、心理的な不調に対しても、 治療や診断をするものではありません。 ・以下の文章は、一個人のご感想であり、 ロルフィングの一般的な説明ではありません。 身体の統合プロセスはひとりひとり異なります。あくまでもひとつの参考事例としてお読みいただければ幸いです。 ■ ■ ■ ■ ① 初回セッションのレポートです。 セッション後の感想としては、 身体的に大きな変化があったというよりは、 自分の不調に気づけるようになったことが大きかったと思います。 ・ セッション前は椅子に座るときに足を組まないと落ち着かなかった のですが、足を組まなくても少し楽に座れるようになりました。 坐骨の右側にも重心が乗るようになった感じです。 ・立ち上がるときの軽い立ち眩みがなくなりました。 これまで立ち眩みがあったことさえ意識してなかったのですが、 しゃがんだ状態から立ち上がったときに、 いつもならこのタイミングで立ち眩みがあったなと気づきました。 お風呂の湯船から出る時なども軽いめまいがしたのですが、 ほとんど無くなりました。 ・大きく息を吸い込むと、腰のあたりも膨らむようになりました。 相変わらず胸のあたりは、 締め付けられるような息苦しさがあります。 ・セッション中の、 人との距離感によって身体感覚が変わってくるという体験はとても 面白かったです。 狭い通路で人とすれ違うときや他人の前を通る時に、 自分の体がぐっと力んでいることに気がつきました。 ・セッション後から、 ときどき全身に軽い痺れのようなものが走るようになりました。 一瞬ですが、弦を弾い