ロルフィング®10回シリーズを受けられて半年たったSさま(女性)にご感想を書いていただきました。 身体的な経験を言葉にするのはなかなか難しいところもありますが、膝のことに絞ってうまくまとめていただきました。ありがとうございます。 ◇ 体を動かす事が好きで、四十代まではマラソンに熱を入れていました。ウルトラマラソンも挑戦しようかなどと思っていましたが、半月板を損傷してしまいました。 医師からは手術を勧められ、私もまだスポーツをしたかったので、しばらくリハビリに通い、手術に備えることにしました。リハビリでは歩き方の改善などにも取り組み、自分の筋肉のつき方や、体の動かし方のクセなどに理解が深まってきました。 すると、「このまま手術しても激しい運動をすればまた膝を痛めてしまうのではないか」「もう少し根本的なところで体の動かし方を変えて、それを自覚しなければ、この先も膝のトラブルに苦しむのではないか」と思うようになりました。縁があって一度整体を受けましたが、症状は緩和されたものの私の思うところとは少し違うようでした。 ロルフィングは、治療をうたったものではありませんが、結果的に私の膝には大変良かったようです。膝の痛みや不安感はもちろんなくなりました。体の重心の位置が変わり、脚の筋肉の付き方が変わりました。足の裏のマメやタコがなくなり。足の指の間がゆったりひろがるようになりました。10回のシリーズが終了してからも、外反母趾が少しずつ軽減し続けています。 膝のことに絞って述べてみました。というのは言い出すときりがなく、言葉で説明しにくいためでもあります。 10回のシリーズが終了して半年ほどになります。ロルフィングは自分の身体についての意識がとても深いところで変わる経験でした。「私の身体」のあり方が変わるということは、つまり「私」自身が変わることにつながるようです。さらにそれは私と周りの人との関係にもゆっくりと波及してゆくものだと、感じています。 ☆ Facebookページをはじめています。いいね、してもらえるとうれしいです。フォローしていただけるとブログの更新時にも表示されます。