セッションルームと窓

ロルフィング®の正式名称は、Structural Integration、日本語にすると、身体構造統合法、というような意味になります。

セッションでは、もちろん身体を扱うわけですが、セッション中ずっとクライアントの身体だけを見ているのかというと、そういうわけではありません。身体をあまりじっくりとは見ていないことも自分の場合よくあります。

ロルフィングは、ロルファー™とクライアント、人と人の関係性のやりとりですが、同時に、人と重力や、人と空間の関係性もセッションに含まれます。

(創始者アイダ・ロルフ博士は、"我々はセラピストではない。重力場 gravitational field こそがセラピストである"と述べています。)

身体を見ている、というよりは、身体と重力や、身体と空間との関係性を取り持っている、というほうが、表現として自分はしっくりきます。



身体を「施術対象」として見ているだけだと、どことなく行き詰まった感じがしてきます。自分は、実際に身体のどこかがちょっと詰まってくる、、。

そういうときは、目先を少しだけ変えます。意識を窓の外にちょっとだけ向けてみることもあります。

最近は、雪の風景などが、入って来ますね。

こうして、場(field)を見なおし、自分の居場所を見つけなおしているわけですが、"ここ"というところに、自分が居られるようになると、クライアントの身体も共鳴・同調して、その人なりの、"ここ"を見つけやすくなります。

クライアントの身体をまた見なおすと、それだけで固まっていたところに動きが出てきたり、狭めていたところに拡がりが出てきたり、といったことが起きてきます。

まず、自分自身の居場所をしっくりくるものにすること。それから、クライアントを見なおす感じです。

これは、ちょっと分かりにくいかも知れませんが、正しい姿勢を取らせる、というのとは、全然違うことをしているわけです。

その人がその人なりの、"ここ"という居場所を内側から見つけるのをサポートしている、とも言えます。

そのために、まずは自分のほうが、自分の居場所を見つけておくことが大事になります。

施術テクニックもさることながら、セッションを重ねるにつれ、まずはそれらを用いる自分自身が、しっくりくる居場所に身を置くということが大切と実感することが増えています。



そのような感じで、セッションルームを探し続けてきて、窓の外の風景が見えるところで当たっていたのですが、先日、これという物件が見つかり、昨日入居することが決定しました。

場所は、市営地下鉄東西線「西18丁目」駅近くです。

1月初旬か中旬頃から、こちらでセッションを開始します。

詳細につきましては、後日報告します。どうぞよろしくお願いします^_^