先日、9月21日に、 SE™ トレーニングを修了されているAさん (男性, 作業療法士) にSEセッションを受けていただく機会がありました。 その後、Aさんに感想を書いて頂きました。感覚的なところ、 言語 化するのが難しいところをうまくまとめて頂いています。 多くの方が参考にできる内容になっているので、 ご感想を掲載させて頂くことにしました。(掲載にあたり、 ご本人からの許可を得ています。) セッション後の経過はおひとりおひとり異なります。 あくまでも参考事例のひとつとしてお読みいただければ幸いです。 ◇ ◇ ◇ 今回は、隔膜へのタッチを意識したSEセッションということで、 クライエントとして特にトラウマ的なテーマはなしで臨みました。 体調は良く特に気になるところはありませんでしたし、 気持ちも割りと落ち着いていました。 セッション前に歩いてみた時には、 左下肢を振り出すのに少し重さを感じました。 そして左足先の方へ荷重を移していくのが困難でした。 最初にマッサージテーブルに横になった時には背中の左側が固く感 じました。 宮川さんが間を取って立つ位置によって私は楽に感じられたり、 押されるような圧迫感を感じたりということを体験しました。 最適な場所に立ち続けてくれるだけで、 私の足は外に開いていくようでした。 宮川さんが靴下を脱いで床に足をつけると【※ 靴下がつるつるして床に足がフィットしていないと感じたので、 脱いで床に足を着けなおしました。余震などの影響もあってか、 僕の方も接地の感覚が幾分揺らいでいたかもしれません。(宮川) 】、私の足の裏が軽くなったように感じられ、 宮川さんがマッサージテーブルに両手を触れると、 私の背中はマッサージテーブルに少し沈んでいくように感じました 。 セッションがゆっくりと進むにつれて呼吸をゆっくり深く吐けるよ うになり、マッサージテーブルに接地している部分が広がり、 体全体が暖かくなっていきました。 途中で寒さや筋肉の緊張感が沸き起こりましたが、 強くはならずに徐々に去っていきました。 また、左側を向けない感じにも気付いたのですが、 不随意で頭頸部が動いていき自然と左を向けるようになり、 周辺視野が広がり、 表情筋が緩んでいくのがはっ